性別にまつわる不安、あなただけじゃありません
脱毛に通いたいけど、自分の性別や見た目、服装で断られたり、変な目で見られたりしないか不安…。そんな思いを抱える方は、実はたくさんいます。
たとえば、
- トランス男性(体は女性生まれ、性自認は男性)
- 女装している男性(性自認は男性だけど、見た目は女性寄り)
それぞれ不安や希望は異なりますが、共通して言えるのは「自分らしく通える場所を探したい」ということ。
トランス男性が気になる“施術中の呼び方”や“見られ方”
トランス男性の場合、自分を男性として扱ってほしいという希望があります。
でも、脱毛の現場では「女性器がある=女性扱い」とされることもあり、それが大きなストレスになるケースも。
特に気になるのは、
- 施術スタッフが女性か男性か
- 呼び方(名字か、下の名前か、「○○さん」なのか)
- 会話の中で性別を断定されないか
スタッフの性別以上に、“どう接してくれるか”が重要なんです。
女装している男性が気にする“見た目”と“受け入れられるか”
女装している男性もまた、「この格好で行って浮かないか」「断られないか」という心配があります。
脱毛に通う理由は見た目の美しさやメイク映えなど、美意識によるものが多いため、
- 外見で女性と見られたい
- 会話で“男性扱い”されるのがつらい
といった想いを抱えがちです。
この場合も、施術者がどれだけその多様性に理解があるかがカギになります。
スタッフの性別より「対応力」で選ぶ時代へ
結局のところ、大切なのは「スタッフの性別」そのものよりも、
- プライバシーに配慮してくれるか
- 丁寧に話を聞いてくれるか
- 無理に性別を断定せずに接してくれるか
といった“対応力”です。
最近では、LGBTQフレンドリーを掲げるサロンやクリニックも増えてきました。事前にメールやLINEで相談できるところもあります。
LGBT対応クリニック・サロンの選び方
以下のようなチェックポイントを目安に選んでみましょう:
- 公式サイトに「LGBT対応」「性別不問」などの文言がある
- スタッフの性別を選べる、あるいは指定できる
- カウンセリング時に性別や呼び方の希望を確認してくれる
- 個室対応・名前のみの呼び出しなど配慮がある
例:
- ゴリラクリニック(男性スタッフのみ)
- ダビデクリニック(スタッフ性別指定可能)
- ラシンドウ(トランス・女装にも明確に対応)
まとめ:まずは「話せること」「聞けること」がある場所を選ぼう
脱毛は、見た目を整えるだけでなく、自分を大切にする行為でもあります。
どんな身体で生まれたかよりも、今のあなたをどう扱ってくれるか。
だからこそ、「話せる」「伝えられる」場所があることが、何よりの安心につながります。
迷ったら、まずはカウンセリングや相談から。
あなたが自分らしくいられる脱毛の形、きっと見つかります。
LGBT対応クリニックで安心して脱毛を始めましょう。